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~石鹸についての「ちょっとした事」を不定期で書いていきます~
 
 
Episode7: アロマテラピーを用いた香りのブレンド方法
 
 
 
アロマテラピーを用いたマッサージオイルや手作り化粧品、そして手作り石鹸を作る際、
香りのブレンドはどのようにされていますか?自分の好きな精油を適当に混ぜる
という方法もありますが、精油にはそれぞれノートというものがありますので、その精油の特徴を
踏まえた上でブレンドをすると、香り飛びを抑え、長く香りを楽しむことができます。
下に簡単な特徴を表にしましたのでご参照下さい。
 

トップノート(香りが飛びやすい精油)

スイートオレンジ、レモン、ベルガモット、グレープフルーツ、ライム
など柑橘系の精油が多い
ミドルノート(香りが中程度残る精油)

ラベンダー、イランイラン、クラリセージ、ゼラニウム、ペパーミント、パイン、フェンネルなど

ベースノート(香りがよく残る精油)
クローブ、サンダルウッド、ジャスミン、ローズウッド、フランキンセンス、
ベンゾインなど年月をかけて香りが熟成する精油が多い
 
上記の中で、例えばトップノートばかりをブレンドしてしまうと、当然香りの飛びが
早くなってしまいます。そこで、トップノート、ミドルノート、ベースノートをバランスよく
ブレンドすると、それぞれの精油が助け合い、香りが長持ちします。
下記は私が好きなブレンドの一部です。
         サンダルウッド・ジャスミン・スイートオレンジ
         クローブ・スイートオレンジ
         ローズウッド・レモン・ゼラニウム
         ラベンダー・クラリセージ・グレープフルーツ 
それでは具体的なブレンド方法をご紹介します。
まず綿棒をはさみで半分に切ります。そしてブレンドしたい精油を
それぞれ綿棒の球の部分に少量染み込ませ、小さなビニールの袋に入れます。
例えば、3種類のブレンドをしたければ、3本の綿棒を使います。
 
そして袋に入れたての香り、1日経った香り、2日経った香りと、5日間くらい
毎日香りの様子をみます。5日経っても好きだと思える香りであれば、
手作りクリームを作る際などに使ってみてはいかがでしょうか?
 
ただし、フェイスクリームなど洗い流さず直接肌につける物へ使用する時の濃度には
十分ご注意下さい。マッサージオイルですと、50mlに20滴くらいが限度です。
精油によっては肌に刺激があったり、光毒性のあるもの(ベルガモットなど)、
また妊娠中や小さなお子様には使えないものもありますので、
よくお調べの上お楽しみ下さいね。
       
 
 
 
Episode6: リバッチ石鹸を作りましょう!
 
        
 
リバッチ石鹸という言葉をご存知でしょうか?一度出来上がった石鹸(せっけん素地)
に熱と水を加えて好みのオプションなどを加え、再度固めて石鹸を作る方法です。

リバッチ石鹸の利点は、
1:すでに石鹸になっているものを使うので、苛性ソーダなどの危険な
薬物を扱わずにすみ、色々な形を作る事が出来るので子供でも楽しめる。

2:オプションが直接強アルカリに触れずにすむので、ハーブなどが変色しにくく、
また熟成期間(乾燥)が少なくて済む(1~2週間)ので精油の香りが飛びにくい。

などが挙げられます。そこで今回のTipsではそのリバッチ石鹸の
作り方をご紹介します。

【リバッチ石鹸のつくり方】


・せっけん素地100g
(市販のすでに砕いてあるせっけん素地を使ってもかまいませんし、
スーパーなどで売っている香りのついていない自然派石鹸をすりおろして使ってもOK。)

・熱湯30ml(※取り扱いにご注意下さい。)

・お好きなオプション
(ホホバオイル・メープルシロップ・ハーブ、クレイなどお好みで。)

・お好きな精油
(お好きなブレンドで加えることが出来ますが、加えられる上限は石鹸全体量の
2%程度までですので、100gくらいですと2ml弱までとなります。)

まずせっけん素地をボウルに入れ、熱湯30mlを加えて軽く混ぜてから湯煎にかけて
混ぜます。全体に透明感が出てモッタリとしてきたら湯煎からおろし、粗熱を取ります。
手で触れる位になったら、お好きなオプションを加えます。
オイルなど液体は小さじ1杯程度から調節してみて下さい。あまり硬くならないうちに
型に入れたり、手で丸めたりし(ベタベタする時は手を水で少し濡らすと扱いやすいです)、
1~2週間程度乾燥させたら出来上がり!

※写真はこの時食べたかったものを形にしました。^^
色付けは水で溶いたヨモギ粉とレッドクレイを使用しました。
色々作って遊んでみましょう!
 
 
 
 
Episode5: シアバターで保湿
 
 
石鹸を作る時、硬さを出したり、その効能が好きでよくシアバター(Shea Butter)
使います。そこで今回はそのシアバターについて深く掘り下げてみます。
 
シアバターとはアフリカのサバンナに自生するShea Tree(シアの木)の
実の核の部分から取れます。銀杏のように木から自然に落ち、核のまわりの果肉の部分が
剥がれたあと、しばらく乾燥させてから核の部分を取り出し圧縮して
脂を搾り取ります。果肉の部分は新鮮な状態であれば食べることも出来るそうです。
 
精製していない脂は薄い黄緑色をしており独特な青臭い香りがします。
アフリカからの移民の多いNYのハーレムでは、生の未精製シアバターが量り売りで
とても安く売られているそうですが、日本ではとても高価な油脂です。
精製しているものは真っ白く、見た目ラードのような
感じですが、精製時に使用する石油系溶剤が微量ですが残っていることが
ありますので、生の未精製のものが手に入るのであればそれを
使ったほうがよいですね。
 
アフリカの人々は灼熱の太陽から肌を守る為に、このシアバターに赤い粘土の
粉を混ぜて身体に塗り、保湿クリームとして使っています。
王などの地位の高い人物が亡くなった時には、樹齢の古いシアの木をくり貫いた
葬儀用のベッドの上に遺体を寝かせたり、炎症や、関節炎を和らげる薬
としても使っていたようです。
 
また身体に使う以外にも、炒め物やランプの燃料などに使う事もできます。
クレオパトラの時代のエジプトでは旅に出る際、素焼きの壷にシアバターを入れ、
化粧油として使っていたという記述もあります。
英語名である「Shea」は、中央アフリカに住むバンバラ族が使う「Se」から
由来したそうです。
 
このようにアフリカの人々はシアバターの効能を経験的に知っていたのですが、
1940年代初頭には、シアバターを常時使っている人には皮膚病の発生する
率が少なく、肌がしなやかになるとの科学的証明がされました。
 
こんな良い事尽くめのシアバターを、私は石鹸作り以外にも取り入れています。
肌の乾燥を感じた時は、洗顔後にローズウォーターをパシャパシャしたあと、
少量のシアバターを手に取り、体温で温めて溶かしてから肌に延ばします。
結構こってりした脂ですので、よく延ばすのがコツです。
手にもハンドクリーム代わりに使用するとしっとりすべすべになって気持良いですよ。
 
手作り化粧品材料を販売しているネットショップなどでは小売をしているところも
ありますので、これからの季節お試しになってみてはいかがですか?
 
 
 
 
 
Episode4: オイルパックをしてみましょう!
 
 
10月に入り、お肌の乾燥が気になり始めた方も多くなってきたのではないでしょうか?
そんな時私はお風呂でオイルパックをしています。
アロマテラピーマッサージなどで使うオイルはほとんど使うことができますが、私はいつも
スクワラン、ホホバ、マカダミアナッツ、スイートアーモンドなど、石鹸用に使っている
さらっとしているタイプのオイルを使います。
 
まず、最初に石鹸で顔を洗います。そのあとお好みのオイルを適量顔に塗ります。
そしてお風呂につかりながら、熱めのお湯に浸したフェイスタオルをよく搾って
顔の上に乗せます。そしてタオルが冷たくなったらまたお湯に浸して搾って顔に乗せる
ということを3~4回繰り返します。このくらい繰り返すと、最初にオイルを
塗った時のベタベタ感はなくなってきますので、軽く拭きとって終了です。
そのあとは化粧水をつけて肌をととのえて下さい。
オイルパックをした後は、クリームなど塗らなくてもしっとりしていますよ。
 
パックに使うオイルにあらかじめお好きなエッセンシャルオイルを混ぜておいても
良いかも知れませんね。ニキビなど、肌荒れにはラベンダーやカモミール、ティートゥリーの
エッセンシャルオイルを50mlのベースオイルに4滴くらい加えると良いと思います。
ただし、日中すぐに外出するなどの予定がある場合は柑橘系の精油
を混ぜるのは避けて下さい。しみの原因になる事があります。
 
お休み前のリラックスタイムにぴったりのパックです。
是非お試し下さい。
 
 
 
 
Episode3: 石鹸で髪の毛洗えるの?
 
 
石鹸で髪の毛洗ったことありますか?一般的に石鹸での洗髪は「ギシギシする」
あまりいい評判は聞きませんね。でも正しい洗髪方法でギシギシを改善し、
つやつやの髪にすることができます。まず髪の毛を濡らし、石鹸を直接頭にこすり付けます。
こうすることでびっくりするくらい豊かな泡が立ち、髪の毛同士が擦れるのを防ぐことが
できます。そしてしっかり洗い流します。
 
コンディショナーは市販のシャンプー用のものは使えません。なぜなら石鹸で
シャンプーした髪はアルカリに傾いている為、それを本来の弱酸性に戻すには
市販のコンディショナーではできないからです。このことが石鹸シャンプーが
ギシギシすると言われる理由なのでしょう。そこでなにを使うかということですが、
弱酸性に戻すには酸性のものを使います。
 
簡単に手に入るものとしては「お酢」ですが、お酢は匂いがきつく、
1日中お酢の匂いに悩まされるということにもなりかねませんので、
私はクエン酸を使っています。クエン酸はジュースにも使われる安全なもので、
無臭です。薬局で100g500円くらいで手に入ります。それを250mlの精製水に30g程度入れ
よく溶かします。その溶液を石鹸シャンプー後、桶にキャップ5杯ほど入れ、
それを水で薄めて髪の毛を浸けます。
 
髪の毛が柔らかくなったことが確認できたら洗い流します。
もっとしっとり感がほしければ、グリセリンを30gほどボトルに加えても
いいかもしれません。これも薬局で簡単に手に入ります。それでも
まだ髪の毛がギシギシ、パサつくということであれば、乾かした後に、
つばき油スクワランオイルなど、さっぱりめのオイルをほんの少量、
毛先だけにつけます。根元につけてしまうと、べたついているように見えてしまうので
気をつけて下さい。
 
また250mlくらいであればすぐに悪くなることはほとんどないと思いますが、
夏場など心配であればティートゥリーラベンダーユーカリなどの殺菌性のある精油を
3滴ほど混ぜておくといいかもしれません。250mlであれば、1~2週間で使い切ります。
 
是非お試しになってみて下さい。
 
 
 
 
Episode2: フェイシャルクレイパック
 
 
雨も明け暑い日々が続いていますね。この時期は汗をかくことが多く皮脂腺の
働きが活発になりますので、お肌がベタベタしがちです。そんな時私はいつも石鹸用に
使っているクレイ(粘土)を使ってフェイシャルクレイパックを作ります。
クレイはその色によって作用の強さが変わります。例えば作用の弱い方から順番に、
ホワイト、ピンク、レッド、イエロー、グレー、グリーン
となります。クレイは色んな用途に使える万能選手です。またクレイにはミネラルが豊富に
含まれているそうで、食べても効果があるそうです。しかし当たり前ですが、
取りすぎは毒にもなるそうなので気をつけたほうが良さそうですね。
 
私は通常は一番作用の弱いホワイトクレイ(モンモリロナイト)でフェイシャルマスクを作ります。
中に入れるオプションを変えることで脂性肌から敏感肌用にまで幅広く使うことができます。
以下私が通常作っている普通肌用レシピです。ローズヒップティーを入れて
ホワイトニング効果を狙っています。脂性肌の方はホホバオイルを抜いて作ってみても
いいかも知れませんね。敏感肌の方は、アロエベラジェルを小さじ1程度加えて、
精油を入れないレシピでお試し下さい。
 
普通肌用(2回分)
 
ホワイトクレイ 小さじ2
ローズヒップティー(濃い目にいれたもの)小さじ2
豆乳 小さじ1
ホホバオイル 小さじ半分
ティートゥリー精油 2滴
 
まずホワイトクレイにローズヒップティーを入れてしばらくなじませます。それからよく混ぜると
ふわっとしたホイップ状になるので、その後豆乳とホホバオイルとティートゥリー精油を
加えます。しばらく冷蔵庫で冷やしてから使うとひんやりして気持がいいですよ。
目と口の周りを避けてたっぷり塗って下さい。
 
そして20分位してから洗い流します。他のクレイでも作れますが種類によっては肌が
ぴりぴりすることもあるので気をつけましょう。ぴりぴりするようなことがあったらすぐに
使用を止めて下さい。洗い流し、あとはお肌の状態によって化粧水、オイルなどで
保湿をしましょう。翌朝のお肌はすっきりさらさらで気持がいいですよ。
 
 
 
 
Episode1: 小さくなってしまった石鹸どうする?
使い続けて小さく、薄くなってしまった石鹸皆さんどうしていらっしゃいますか?
新しくおろした石鹸にくっつけて使うこともできますが、小さくなってしまった石鹸
を集めてソープジェルを作ることができます。
 
まず石鹸を包丁で小さく刻みます。それを耐熱性の広口瓶かポンプ容器に5分の1
位の量を入れ、そこに熱湯を満タンになるまで注ぎよく溶かします。
そのまま冷めるまで放っておくとジェル状になりますので、それを手洗いや、食器洗いに
使うことができます。特に食器洗いに使うとあのさっぱり感がなんとも言えません。
 
硬さは石鹸の量を調節することで、柔らかくも硬くもできます。市販の石鹸でも出来ますし、
手作り石鹸のようにグリセリンが多い石鹸でもできます。ただし水を加えることで、個人的に
悪くなるのが早い気がしますので、少量ずつ作り早めに使い切るのがコツです。
お試しになってみて下さい。
 
 
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